ジョブ型採用とリスキリング

日本の大手企業が、ジョブ型採用を叫び始めて久しい。ジョブ型採用とは、「こんなスキルを持っている人この指とまれ!」と求人を出して、それに見合った人材を採用するとうい制度だ。欧米では、当たり前のことと言われるが、我が国ではなかなかうまくいかないようだ。なぜだろう。

一般に大手企業では、新卒一括採用、仕事は会社が一方的に割り振り、社員は、言われたとおりに働く人が良い社員と評価される。そもそも、自律的にキャリアを積んでいく制度も、自覚もなかった。会社が一方的に職務をきめて働かせ、40過ぎて使えなくなったらリスキリング(新しいスキルを身に着けろってこと)できなきゃリストラ!というあんまりな制度が一般的だ。日本の労働市場で、ジョブ型採用に見合う人事材自体少ないのは、まず会社側に問題がある。社員が自律的にキャリアを構築できる制度が必要だ。

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